第8回 中央バス岩桂線
車両は前回の「三笠・幌内線」に引き続いて札幌22か2901 「岩桂線」と書いて「がんけいせん」といいます。三笠−岩見沢間は、三笠入口・岡山を経由する「三笠線」(岩見沢ターミナル−三笠ターミナル−幾春別町)がメジャーになりすぎているためか、こちらの路線の影が薄いように感じます。例え名前は知っていたとしても沿線に住んでいる人は別として、利用する人はなかなかいないのではないでしょうか。私も名前は知っていたのですが、「岩桂線」という名前から、桂沢湖を経由するバスかと思ったほどです。ちなみに桂沢湖方面に向かう路線は「桂沢線」(幾春別町−桂沢ホテル ※2004年3月31日廃止)です。
路線自体は桂沢湖をかすることも無く、岩見沢ターミナルと三笠ターミナルの間を萱野経由で結んでいます。地元では三笠線と区別するため、「萱野経由」・「萱野線」などと呼ばれているようです。
この路線の歴史を紐解くと、1987年に三笠幌内線と同じく鉄道代替バスとして運行を開始したのが始まりです。運行開始当初は「岡山」や「三笠入口」も経由していました。 15:05発の最終便は、先ほどの「三笠・幌内線」と同じ車両・運転手さんでした。運転手さんのご好意により発車までの空き時間に撮影させていただくことができました。
運転手さんご協力本当にありがとうございました! 15:05に三笠ターミナルを発車したバスは「多賀町」へ。岩桂線の5分前に三笠ターミナルを発車した三笠線にほとんど人が流れてしまった為か乗客は3人ほど。増してや全区間乗る人間は私と運転手さんしかいませんでした。「クロフォード公園」から右折して道道岩見沢桂沢線へ。「岩桂線」という名前の由来はここから来ているようです。上り坂を通り「美和」、「美和西」を通過。このあたりはビニールハウスの果樹園が点在していました。「中央霊園入口」を通過すると、「大里西」へ。ここで運賃表の表示が変わります。
説明すると、三笠ターミナル出発直後に運賃表に表示されていた停名は次の「多賀町」ではなく5個先の「中央霊園入口」。初めはデジタルのズレを疑いましたが、ここでようやく表示の意味がわかりました。つまり三笠ターミナル〜中央霊園入口はこの運賃というわけです。中央バスの一部車両に設置されている24・50区間運賃表の「まで」表示はこんなところで役立っていたわけです。
「大里西」を過ぎると、ひとまず道道をはなれ畑の脇を通る細い農道へ。突き当りを左折すると一軒の家の前に「萱野南」のバス停がありました。道央自動車道の下をくぐり左に曲がると道道三笠栗山線に入り「萱野」に到着。ここには旧幌内線の萱野駅がありました。バス停から200m行くと復元した駅舎があります。「萱野中学校」を過ぎると再び岩見沢桂沢線へ。「自衛隊前」からは「日の出台・自衛隊線」とほぼ同じ経路となります。「日の出台」には行きません。「労災病院通」・「開発局前」・「合同庁舎前」など公共施設の周辺を通り抜け、6条通り沿いのバス停に停車していくと終点の岩見沢ターミナルに到着です。
○路線情報【中央バス 岩桂線】
《運行経路》
・岩見沢ターミナル−萱野−三笠ターミナル
《停車停留所一覧》
岩見沢ターミナル−4条西6丁目−6条西2丁目−6条西3丁目−6条橋−6条東9丁目−6条東10丁目−利根別会館前−東光中学校−合同庁舎前−開発局前−労災病院通−まむれ団地−栄通−自衛隊前−萱野中学校−萱野−萱野南−大里西−中央霊園入口−美和西−美和−クロフォード公園−多賀町−三笠ターミナル
《運行間隔》
一日2.5往復(岩見沢発:1日2便、三笠発:1日3便)
○三笠市内路線廃止に伴う主な動き ▽三笠市営バス運行
「幌内線」、「萱野線」(旧・岩桂線)、「山の手線」(循環路線)が運行されます。全路線「市民会館」始発となります。萱野線は岡山(中央バス「岡山小学校」停留所)までの運行。
詳しくは三笠市ホームページをご覧ください
▽高速みかさ号が「萱野」に停車
岩桂線廃止に伴う補完処置で、高速みかさ号が「萱野」停留所に停車します。
○回数券について
札幌地区ではカードに移行してしまいましたが、空知地区では今なお回数券が主流です。今回の路線探訪でも回数券を利用し不足分は小銭を出しました。 回数券は現在空知地区の営業所・ターミナル・バス車内でしか購入できませんが、余った回数券は札幌市内でそのまま利用できます。「岩桂線」、「三笠・幌内線」廃止まであと5日、乗車の際はちょっと懐かしい回数券を利用してみてはいかがでしょうか?
市営バスが道内に一つ増えることになりました。三笠市で12月1日からスタートです... 北海道ブログちゃん【2005/11/29 08:12】